WordPressを制作・管理している場合、内容を事前に確認してもらってから公開するということがよくあります。
WordPressの標準機能のパスワード保護を使用すればパスワードを知っている人しか閲覧することが出来ないのですが、このパスワード保護というのは実際には記事を公開していることになります。
非公開やパスワード保護をしているから大丈夫と思っている人が多いかもしれませんが、noindexになっていないのでWeb制作をしている人からするとこの方法はあまりスマートな方法とは言えません。
そこで、今回ご紹介する方法は「Public Post Preview」というプラグインを使用する方法です。
非公開やパスワード保護にしているから公開されていないと思っていたけど間違えだったんだ!
実際に一般的なユーザーには閲覧出来ないからダメではないけど、見せたくないものはnoindexにしてあげる方がいいね。
「Public Post Preview」というプラグインは、公開前の記事をWordPressへのログインやパスワード入力が不要で外部の第三者に確認用のURLを発行できるプラグインです。
記事が下書きのままで確認URLが発行できるという点がとても使い勝手がよく、複雑な設定が不要でプラグインを有効化にするだけというのもありがたいですね。
「Public Post Preview」プラグインで発行されるURLには「有効期限」が設けられています。プラグインの初期設定では有効期限が「48時間」となっています。
発行してから48時間を経過すると発行したURLでは閲覧出来なくなってしまうのでご注意ください。
ただ、有効期限が48時間だと状況によってすぐに確認できなかったり、数日経過してから確認するということも考えられるので少し使い勝手がよくないと思う場合もあります。
そんなときは、以下の方法で有効期限を自由にカスタマイズすることが可能です。
忙しかったり、後からもう一度確認したいときには便利かも
有効期限を変更するにはプラグインに設定されているフィルターフックを利用します。
例えば、有効期限を48時間から1週間(7日間)に設定する場合は以下のようにします。
function custom_nonce_life() {
return 60 * 60 * 24 * 7;
}
add_filter( 'ppp_nonce_life', 'custom_nonce_life' );
上記のreturn
に設定されている最後の値を変更することで有効期限が変更されます。
return 60 * 60 * 24 * 7;
// (秒 × 分 × 時 × 日)となっています